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一番伝えたかったこと。 [おすそわけ]

先日の東日本大震災チャリティーイベントで聞いたお話し。
その3。

>>東日本大震災チャリティーイベントで聞いたお話し。 その1
>>東日本大震災チャリティーイベントで聞いたお話し。 その2

これも第一部のひらかさんからのお話しです。

ひらかさんは何度か東北へボランティアに向かっています。

そのきっかけとなった方を紹介させてください。
お名前はtoraさんです。

そもそも私がこのイベントに参加するきっかけとなった方です。

信頼している方が紹介している方でした。


サッカーのため海外へ行く予定を目前に、震災発生。
被災地でできることを、と活動をしている。

信頼している方の日記にこのあたりのことが紹介され、
気になっていました。


そして今回のイベントを知り、toraさんご本人の話が
聞けるわけではないだろうけれども、行ってみよう!と
出かけたわけです。


それが、なんと、壇上にてひらかさんからの紹介があり、
且つ、toraさんご自身からのお話しを聞く機会に恵まれました。

toraさんの承諾を得ましたので、toraさんのこと
少し紹介させてください。


toraさんは現在34歳。
18歳で単身ブラジルにサッカーをやるために向かいます。

どうして、日本ではなく、ブラジルに向かったのか?

toraさんは生まれつき左目の視力がないそうです。
これはサッカーをするのには大きなハンデとなると想像できます。

でもハンデというだけではなく、日本では道が閉ざされている
ような状況のようで、プロのサッカー選手にはなれないのだそうです。

でもどうしてもサッカーがやりたい、サッカー選手になりたい
という夢を叶えるために、18歳にして、ひとりでブラジルへ。

もう自分の18歳と比べても何の意味もないのですが・・・
すごいな~~~~~とただただ感心。

念願叶い、ブラジルでプロのサッカー選手となったtoraさん。
その後、日本に戻ってきます。

31歳のときに再び海外でサッカーがしたいと願い、
ひらかさんのカウンセリングを受けるようになったそうです。

そしてアルゼンチンでサッカー選手として活躍することを決め、
準備を整え、アルゼンチンに一度渡って帰国し、
さあ、いよいよ本番!というところに震災が発生しました。

toraさんは2つの選択を迫られます。

1.プロとしてアルゼンチンに渡りサッカーをする。子どもの頃からの夢を果たす。

2.被災地で自分のできることをやる。


toraさんが選んだのは、2でした。
そのことをアルゼンチンに行くとばかり思っている
ひらかさんに連絡したそうです。

「行かなきゃいけない場所がある」と。

ひらかさんがtoraさんに聞きました。

「どうして、被災地に行くことを決めたの?」

それに対してtoraさんはこう言いました。

「カラダが行く(被災地へ)と行動していた」

頭で考えるというのではなく、自然といえば自然に
カラダが選んでいたというのですね。

そして、この1年の間で16回、被災地に通ったそうです。

自分の夢を脇に置いて、人のために行動をする、
し続ける。

これは本当に誰でもができることではありません。
思うことはいくらでもできても。


toraさんのこと、もう少しお伝えしたいのですが
長くなったので次の機会に。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。



・・・・・・・・・・・・・・・


今朝の体温:36.46

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