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天中殺中の過ごし方 [算命学&タロット&ポエタロ]

算命学という中国発祥の占術があります。

算命学は陰陽五行論が核になります。
五行とは5つの元素のことで、
木(もく)、火(か)、土(ど)、金(こん)、水(すい)
とされています。

古代中国の思想なので、東洋医学、漢方などに
触れたことがある方も聞いたことがあると
思います。

この世に存在するすべてはこの5つの元素から
成ると考えられています。

さて、この算命学には「天中殺」という時期が
存在します。

12年に2回、12ヶ月に2回、12日に2回
、7日に1回、日曜が巡ってくるように
誰にも平等に巡ってきます。

日はあまり気にしません。
月は少し気にします。
年はけっこー気にします。

ざっくりいうとこんな感じです。

この天中殺が巡ってきたときは、
引越し、転職、結婚などは
控えるべし、といわれます。
 
災難が大きくなる可能性も
あるようです。

継続することはいいとしても
新たに希望を胸にスタートする
といったことは避ける方が
良さそうです。

積極的より受け身の方がよく、
自分の利益のために動くより、
誰かのために動く方がいい。

見える世界より
見えない世界を大事にすると
いいようで、

例えば、神社仏閣を巡る、
お祈りにいく、寄付をする、
ボランティアをする、
先祖供養をするといったことは
奨励されます。
 
外向きより内向きが良いようで、
アグレッシブに活動的は控え、
内なる自分の探求みたいなのは
推奨されます。

私は絶賛、天中殺祭り状態。

月も天中殺
年も天中殺。
上記では書いていない「大運天中殺」なるものが
あるのですが、その
大運も天中殺です。

この大運の方はこれから20年も続きます。
気が遠くなります。

で、結局、天中殺って何か?

私たちは「人間」は、「空」と「大地」
の間に存在していますよね。

これを算命学的に
「天」と「地」の間に存在すると
考えます。

この「天」と「地」とは、空と大地のように
「見える」範疇よりもう少し広い視野、感覚
でとらえます。

天中殺の時期というのは、
この意味での「天」と「地」の境がない
状態になります。

「天」を空として考えた場合、
まあ、大気圏あたりが区切りになりますよね。

その内側と外側があり、
内側はある意味、守られています。

「地」を大地、地面と考えた場合、
それより下には基本、下がりませんよね。
地面が境界線になります。

天中殺のときは、これらの守り、区切り、
境界線が「なくなる」とされます。

その結果、悪いことがおきたとき、
どこまでも落ちてしまう可能性がある
のです。

同時に、どこまでも上に上がる可能性
もあります。

ただこのときの「アップ↑↑」は、
本来、その人の実力を超えるものになり、
天中殺の時期が終わると、
ドン、ガクン、と下がってしまう
可能性があります。

これは「本来の状態に戻る」だけなんですが、

例えば、この時期、事業を起こした場合、

ものすごい不運が巻き起こるかも
しれませんが、

考えられないくらい繁栄するかも
しれません。

ものすごい利益が上がるので
税金対策に家や高級車を買っちゃおう
などとバンバンお金を使ったり、
ローンを組んだりしたとします。

このままどんどん上向きであろう
前提で。

ところが、これは「一時の夢」のようなもの。
夢が覚めた途端、身の程と異なる
繁栄から「いつもの」に戻る。

本来ならうまくいかないものが
天中殺のおかげでうまくいっただけ。

元に戻ったら、事業はうまくいかないし、
税金はたくさん払わないといけない、
ローンも続く、

一度覚えた贅沢はやめられない、、、
なんてことになる

かもよ。

なのでお気をつけあそばせ、

と大いなる自然が教えてくれています。


天中殺は基本、誰にでも平等に巡ってきます。

それが自然の摂理ということなのだと思います。

ついつい、悪い時期と捉えてしまいそうに
なりますが、

良い、悪いの判断は、

雨=悪い天気
晴れ=良い天気

と捉えるのと一緒。

雨が恵みになることを私たちは知っています。

晴れがいいことばかりじゃないことも
私たちは知っています。


自然は巡るもの。
天中殺もその巡りのひとつ。

悪いことが起きる時期なのではなく、

ちょっと一息つく時期。

自分と向き合ってみる時期。

誰かのために何かをしてみる時期。

落ち着いた毎日を過ごしてみる時期、

無理や冒険は控えめにする時期。

そんなふうに捉えてみる時期
なのではないかと思います。


ただ!!

仕事柄、立場上、状況的に、

そんなこと言ってられないんだよーーーーーーーー

ということが、この時期に巡ってくる方も
おられると思います。


私も会社の代表で、この厳しい時期を
なんとかして乗り越えないとなりません。

天中殺の時期と考えると「辞める」のが
正しいのかもしれません。

もし1人でやっていたら、それを選んだかも
しれません。

でも、従業員さんがいる、取引先さんがいる
などなど、そうは言っても〜〜〜〜〜〜〜
と思いますし、やれるだけのことはしたい
と思います。


ちょっとは抗ってみたいとか、
なんとか回避する道はないのか?

これだけは譲れない!

なんて時、こともありますよね。

そんなときにどうするか?


ちょうど天中殺祭りなので
よい実験になる!と私は
ちょっとばかり、自然に抗ってみたり
しています。

そんなこともまた書いてみる予定です。

よろしければお付き合いくださいませ。

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