可能性のかたまりは、赤ちゃんだけではない。 [本]
ちょっと気になっている本。 [本]
片付けが苦手だったので、
片付け術は、気になる部類。
断捨離もしかり。
ときめきお片付けもしかり。
それぞれ、参考にさせてもらいながら、
自分仕様も加わり、以前よりはかなり
モノが減りました。
とはいえ、まだまだ減らしたり、
整理しないとな~と気になるところがあり、
時間ができると、モノたちと向き合うようにしています。
そんなこともあり、やましたひでこさんの
メルマガも登録していまして、
毎回ではないのですが、ちょこちょこ読んでいます。
先日は、動画で、やましたひでこさんの
ご自宅が見られるという。
それは見たい!っと、動画を拝見してみました。
なぜ、このような公開をされているのかと
思いましたら、新刊の紹介でした。
なるほど!
現在、amazonでは売り切れ中とでてきましたが、
その新刊とは、こちらの1冊。
やましたひでこさんのお部屋が隅々まで
見られるようです。
動画の中でも、さまざまな生活の工夫を
紹介されていて、取り入れたいと思ったところも
ありました。
ただ、いかんせん、画面が小さいこともあって、
ちょっと見にくいところがありました。
本ならきっと、そこも解説付きで
見られるのでしょう。
興味津々です。
片付け術は、気になる部類。
断捨離もしかり。
ときめきお片付けもしかり。
それぞれ、参考にさせてもらいながら、
自分仕様も加わり、以前よりはかなり
モノが減りました。
とはいえ、まだまだ減らしたり、
整理しないとな~と気になるところがあり、
時間ができると、モノたちと向き合うようにしています。
そんなこともあり、やましたひでこさんの
メルマガも登録していまして、
毎回ではないのですが、ちょこちょこ読んでいます。
先日は、動画で、やましたひでこさんの
ご自宅が見られるという。
それは見たい!っと、動画を拝見してみました。
なぜ、このような公開をされているのかと
思いましたら、新刊の紹介でした。
なるほど!
現在、amazonでは売り切れ中とでてきましたが、
その新刊とは、こちらの1冊。
やましたひでこさんのお部屋が隅々まで
見られるようです。
動画の中でも、さまざまな生活の工夫を
紹介されていて、取り入れたいと思ったところも
ありました。
ただ、いかんせん、画面が小さいこともあって、
ちょっと見にくいところがありました。
本ならきっと、そこも解説付きで
見られるのでしょう。
興味津々です。
そして挑戦の日々。 [本]
「そして挑戦の日々」というのは、
カニングハム・久子さんが書かれた本のタイトルです。
学生時代、カニングハム・久子さんの講義を受けました。
その当時、「そして挑戦の日々」も読みました。
号泣した覚えがあります。
先日、久しぶりのこのフレーズ「そして挑戦の日々」
が浮かび、この本のことを思い出しました。
そして図書館にリクエスト。
読み返しました。
読み返したといっても、初めて読んだかのような
新鮮さがありました。
知的障害、聴覚障害、視覚障害・・・・・
いろんな障害を抱えた子たちの強育は
生半可なものではありません。
と、多少は想像つくと思いますが、
本当に想像を絶するといいますか。。
学生時代とは比べようもなく
たくさんの経験をして、
さまざまな人と会い、交流をして
当時とは違った思いをいろいろと
抱き、考えながら読みました。
当時のようには号泣せず。
自分の反応の変化に、
自分自身の変化を知り、
それもまた興味深いことでした。
学生時代に読み、共感や感動、
心を大きく揺さぶられたり、
影響を与えられた本を
今、読み返すというのはおもしろいものですね。
カニングハム・久子さんが書かれた本のタイトルです。
学生時代、カニングハム・久子さんの講義を受けました。
その当時、「そして挑戦の日々」も読みました。
号泣した覚えがあります。
先日、久しぶりのこのフレーズ「そして挑戦の日々」
が浮かび、この本のことを思い出しました。
そして図書館にリクエスト。
読み返しました。
読み返したといっても、初めて読んだかのような
新鮮さがありました。
知的障害、聴覚障害、視覚障害・・・・・
いろんな障害を抱えた子たちの強育は
生半可なものではありません。
と、多少は想像つくと思いますが、
本当に想像を絶するといいますか。。
学生時代とは比べようもなく
たくさんの経験をして、
さまざまな人と会い、交流をして
当時とは違った思いをいろいろと
抱き、考えながら読みました。
当時のようには号泣せず。
自分の反応の変化に、
自分自身の変化を知り、
それもまた興味深いことでした。
学生時代に読み、共感や感動、
心を大きく揺さぶられたり、
影響を与えられた本を
今、読み返すというのはおもしろいものですね。
感動した本・・3 [本]
感動した本・・1 思わずトイレ掃除がしたくなる。
と、
感動した本・・2 与える者は、与えられる・・・・?
の著書、比田井和孝氏が影響を受け、師と仰ぐ方の本を読みました。
この方はもともと塾の講師。
「どうしたら生徒がやる気になってくれるだろう?」
「どうしたら自分からペンを持って勉強してくれるだろう?」
と日々、考えていたそうです。
塾の講師というのは、生徒からの支持が給料に直結するのだそうですね。
だから、塾の講師はテクニックを磨く。
でも生徒さんたちはテクニックだけではやる気を起こしません。
それよりも大事なのは「心を動かすこと」。
そのことに気づいてから授業のときに話す話題が変わったようです。
今は、教員の方や塾の講師の方向けに
「生徒がやる気になるセミナー」をしていたり、
企業の経営者や幹部の方に
「社員のモチベーションがアップするセミナー」をしているそうです。
多くの人は自分の感情を押し殺して生きているように思えると著者は言います。
感動とともに、感情があふれ出すと浄化されるとも。
今が苦しくてどうにもならない状況に置かれていたり、
そうとしか思えない状況であったり、
自分を動かす力を湧かせたいのに出てこない・・・という方は
その力が湧いてくるかもしれません。
自分の向かうべき方向が見えてくるかもしれません。
私がとくにグッときたのは、
・母の足
・腐らないリンゴ(「奇跡のリンゴ」木村さんのお話しです)
でした。
と、
感動した本・・2 与える者は、与えられる・・・・?
の著書、比田井和孝氏が影響を受け、師と仰ぐ方の本を読みました。
この方はもともと塾の講師。
「どうしたら生徒がやる気になってくれるだろう?」
「どうしたら自分からペンを持って勉強してくれるだろう?」
と日々、考えていたそうです。
塾の講師というのは、生徒からの支持が給料に直結するのだそうですね。
だから、塾の講師はテクニックを磨く。
でも生徒さんたちはテクニックだけではやる気を起こしません。
それよりも大事なのは「心を動かすこと」。
そのことに気づいてから授業のときに話す話題が変わったようです。
今は、教員の方や塾の講師の方向けに
「生徒がやる気になるセミナー」をしていたり、
企業の経営者や幹部の方に
「社員のモチベーションがアップするセミナー」をしているそうです。
多くの人は自分の感情を押し殺して生きているように思えると著者は言います。
感動とともに、感情があふれ出すと浄化されるとも。
今が苦しくてどうにもならない状況に置かれていたり、
そうとしか思えない状況であったり、
自分を動かす力を湧かせたいのに出てこない・・・という方は
その力が湧いてくるかもしれません。
自分の向かうべき方向が見えてくるかもしれません。
私がとくにグッときたのは、
・母の足
・腐らないリンゴ(「奇跡のリンゴ」木村さんのお話しです)
でした。
感動した本・・2 与える者は、与えられる・・・・? [本]
>>感動した本・・1 思わずトイレ掃除がしたくなる。
で書き忘れました。
タイトルに「思わずトイレ掃除がしたくなる。」と入れたのに、
それに言及するのを忘れました。
でも、読めばわかるな~とも。
実際、読んだ私は、いつもよりずっと丁寧に
トイレ掃除をしました。
素直な方なら大丈夫?!
さて、感動した本2冊目ですが、実は同じタイトルです。
ただ、コチラは「講演編」。
1冊目が出版されて、反響が大きく、講演以来が来たり、
続編を求む声が多かったりしたことから生まれた本です。
副題として「与える者は、与えられる-。」とあります。
それを見た最初の印象は、
”I don't think so.”(私はそう思わない)でした。
さあ、読み始めようというときに、
何気なく開いた、表表紙のそでの部分にある文を見て、
最初の印象ははっきりしたものからぼんやりしたものに。
そこに書いてあったのは、
「『与える者は与えられる』という言葉は、悪いものも一緒ですよ。
自分が与えたものが、ちゃんと返ってくるんです。」
そういえば、そうでした、と納得。
それでも、与えて戻ってくるばかりじゃない、と思う気持ちを
払拭しきれぬまま読みました。
いろんなエピソードと共に伝えられていたのは、
『いいものを与える者』には『いいものが返ってくる』といっても、
見返りを期待して『与える』ことを伝えているわけではないということ。
与えられるものが、自分の期待に合うとも限らないということ。
この本を読み終えて自然と心に浮かべていたのは、
『与える者は、与えられる』、でした。
読み終えてから副題として表紙に書かれている
「与える者は、与えられる-。」を見るのですが、
何度見ても最初の印象とは違うのですね。
いや~これはすごいことだと思います。
読んだだけで、意識が変わってしまったのですから。
こちらもオススメの本です。
で書き忘れました。
タイトルに「思わずトイレ掃除がしたくなる。」と入れたのに、
それに言及するのを忘れました。
でも、読めばわかるな~とも。
実際、読んだ私は、いつもよりずっと丁寧に
トイレ掃除をしました。
素直な方なら大丈夫?!
さて、感動した本2冊目ですが、実は同じタイトルです。
ただ、コチラは「講演編」。
1冊目が出版されて、反響が大きく、講演以来が来たり、
続編を求む声が多かったりしたことから生まれた本です。
副題として「与える者は、与えられる-。」とあります。
それを見た最初の印象は、
”I don't think so.”(私はそう思わない)でした。
さあ、読み始めようというときに、
何気なく開いた、表表紙のそでの部分にある文を見て、
最初の印象ははっきりしたものからぼんやりしたものに。
そこに書いてあったのは、
「『与える者は与えられる』という言葉は、悪いものも一緒ですよ。
自分が与えたものが、ちゃんと返ってくるんです。」
そういえば、そうでした、と納得。
それでも、与えて戻ってくるばかりじゃない、と思う気持ちを
払拭しきれぬまま読みました。
いろんなエピソードと共に伝えられていたのは、
『いいものを与える者』には『いいものが返ってくる』といっても、
見返りを期待して『与える』ことを伝えているわけではないということ。
与えられるものが、自分の期待に合うとも限らないということ。
この本を読み終えて自然と心に浮かべていたのは、
『与える者は、与えられる』、でした。
読み終えてから副題として表紙に書かれている
「与える者は、与えられる-。」を見るのですが、
何度見ても最初の印象とは違うのですね。
いや~これはすごいことだと思います。
読んだだけで、意識が変わってしまったのですから。
こちらもオススメの本です。
私が一番受けたいココロの授業 講演編 与える者は、与えられる―。
- 作者: 比田井 和孝
- 出版社/メーカー: ごま書房新社
- 発売日: 2010/02/27
- メディア: 単行本
感動した本・・1 思わずトイレ掃除がしたくなる。 [本]
先日、いつも読んでいるメルマガで紹介されていた本を読みました。
その方、泣きながら読んだそうです。
男性だし(偏見?!)、クールな印象もあったので、
その人が泣きながらとは・・・と気になりました。
これは、長野県上田にある専門学校で行われている
授業を、そのまま書き留めたものです。
授業名は「就職対策授業」。
オリエンテーションでの最初の言葉は、
「ここにいるみなさんの『幸せ』のために、私は『本気』でお話しします。
ぜひ、心を開いて私の話を聴いてください」
です。
就職対策授業という授業名から、「幸せ」の話しを「本気」でするとは
なかなか深い。。。
「幸せ」の話しだけならあまり響かないのですが、
「本気」に気持ちが引き寄せられました。
読めばわかりますが、「本気」だからといっても
授業の目的が明確で、構成もしっかりしていて
本物と言いたくなるような「就職対策」となっています。
そういう部分にも感心をしながら、
数々のエピソードで泣きました。
外出先で読んだので、泣かないようにかなり
がんばったのですが、いくつかどうにも止められないエピソードが。
きっと、どのエピソードでグッとくるか、
人によりさまざまなのだろうな、と思います。
同じ人であっても、その時々で反応が違うのだろうなとも。
あ~疲れた・・・
もういいや・・・
というときに、
どう進んでいいかわからない・・
なんで私ばっかり・・
うまいこといかないな・・・
なんて思ってしまったときに、
この「本気」が力になってくれると思いますよ。
オススメの1冊です。
その方、泣きながら読んだそうです。
男性だし(偏見?!)、クールな印象もあったので、
その人が泣きながらとは・・・と気になりました。
これは、長野県上田にある専門学校で行われている
授業を、そのまま書き留めたものです。
授業名は「就職対策授業」。
オリエンテーションでの最初の言葉は、
「ここにいるみなさんの『幸せ』のために、私は『本気』でお話しします。
ぜひ、心を開いて私の話を聴いてください」
です。
就職対策授業という授業名から、「幸せ」の話しを「本気」でするとは
なかなか深い。。。
「幸せ」の話しだけならあまり響かないのですが、
「本気」に気持ちが引き寄せられました。
読めばわかりますが、「本気」だからといっても
授業の目的が明確で、構成もしっかりしていて
本物と言いたくなるような「就職対策」となっています。
そういう部分にも感心をしながら、
数々のエピソードで泣きました。
外出先で読んだので、泣かないようにかなり
がんばったのですが、いくつかどうにも止められないエピソードが。
きっと、どのエピソードでグッとくるか、
人によりさまざまなのだろうな、と思います。
同じ人であっても、その時々で反応が違うのだろうなとも。
あ~疲れた・・・
もういいや・・・
というときに、
どう進んでいいかわからない・・
なんで私ばっかり・・
うまいこといかないな・・・
なんて思ってしまったときに、
この「本気」が力になってくれると思いますよ。
オススメの1冊です。
『今日は死ぬのにもってこいの日』 [本]
『今日は死ぬのにもってこいの日』
これは、ネイティブアメリカンのプエブロ族の言葉。
原詩では、
Today is very good day to die.
このタイトルと表紙につられ入手しました。
今はもう手元にないですが、
この言葉はときどき思い出します。
「死ぬ」なんて書いてあるのに、
「もってこいの日」とあることで、
清々しさや爽やかさを感じます。
死ぬのにもってこい、と思えるということは、
とてもスッキリとした晴れやかなときなのではないかな、
と思います。
よりよく生きる。
だからそう思える。
そんな風に私は思っていて、
いつもそう思えるように生きようと決めたのでした。
偶然見つけた書評に共感を持ちました。
>>よかったらご覧くださいませ。
久しぶりにまた読みたくなりました。
これは、ネイティブアメリカンのプエブロ族の言葉。
原詩では、
Today is very good day to die.
このタイトルと表紙につられ入手しました。
今はもう手元にないですが、
この言葉はときどき思い出します。
「死ぬ」なんて書いてあるのに、
「もってこいの日」とあることで、
清々しさや爽やかさを感じます。
死ぬのにもってこい、と思えるということは、
とてもスッキリとした晴れやかなときなのではないかな、
と思います。
よりよく生きる。
だからそう思える。
そんな風に私は思っていて、
いつもそう思えるように生きようと決めたのでした。
偶然見つけた書評に共感を持ちました。
>>よかったらご覧くださいませ。
久しぶりにまた読みたくなりました。
〈銀の匙〉の国語授業 [本]
最近、85歳を越える素晴らしい方たちの
存在・活躍を知る機会が多く、昨日もご紹介しました。
>>コチラ☆
実は、もうお一人いらっしゃいます。
橋本武さんという方で、タイトルにある「〈銀の匙〉の国語授業」という
本を書かれた方であり、実際にこの授業を行ってきた国語の先生です。
1912年生まれでいらして、既に100歳。
1934年(昭和9年)に旧制灘中学校に赴任され、1984年(昭和59年)に
71歳で退職されるまで、国語教師として教壇に立たれていたそうです。
橋本武氏は、中勘助著『銀の匙』という小説を“教科書”として用いました。
この小説一冊を、中学3年間をかけて学んでいくというのです。
その授業は、1950年(昭和25年)からスタートし、
退職された年まで34年間に渡り、続けられたそうです。
この方、そしてその授業のことが綴られているという本がある
と知り、すぐに読みたくなりました。
今読んでいる途中なのですが、読んでいるそばから
ワクワクしたり、いろいろアイディアが浮かんできたりしています。
今の私にとってはやってみたいことに向けての
ヒントが詰まっている本でもあります。
『銀の匙』を教科書にするにあたり、橋本氏自ら、この本を
紐解いていくのですが、その中で起こった
ステキなエピソードにも触発されるものがありました。
とても興味深い内容で、真似たいと思うところも
随所にあり、それを実現すべく、陰でコソコソ準備中です。
誰かがやってきたことを継承していくことも素晴らしいですが、
未踏のことを臆さず構築していくのも惹かれます。
勉強って、学ぶってこういうことだよな・・・と思いながら
ちびちびと読み進めています。
読み終わるころに何かが出来上がっているかもしれません。
存在・活躍を知る機会が多く、昨日もご紹介しました。
>>コチラ☆
実は、もうお一人いらっしゃいます。
橋本武さんという方で、タイトルにある「〈銀の匙〉の国語授業」という
本を書かれた方であり、実際にこの授業を行ってきた国語の先生です。
1912年生まれでいらして、既に100歳。
1934年(昭和9年)に旧制灘中学校に赴任され、1984年(昭和59年)に
71歳で退職されるまで、国語教師として教壇に立たれていたそうです。
橋本武氏は、中勘助著『銀の匙』という小説を“教科書”として用いました。
この小説一冊を、中学3年間をかけて学んでいくというのです。
その授業は、1950年(昭和25年)からスタートし、
退職された年まで34年間に渡り、続けられたそうです。
この方、そしてその授業のことが綴られているという本がある
と知り、すぐに読みたくなりました。
今読んでいる途中なのですが、読んでいるそばから
ワクワクしたり、いろいろアイディアが浮かんできたりしています。
今の私にとってはやってみたいことに向けての
ヒントが詰まっている本でもあります。
『銀の匙』を教科書にするにあたり、橋本氏自ら、この本を
紐解いていくのですが、その中で起こった
ステキなエピソードにも触発されるものがありました。
とても興味深い内容で、真似たいと思うところも
随所にあり、それを実現すべく、陰でコソコソ準備中です。
誰かがやってきたことを継承していくことも素晴らしいですが、
未踏のことを臆さず構築していくのも惹かれます。
勉強って、学ぶってこういうことだよな・・・と思いながら
ちびちびと読み進めています。
読み終わるころに何かが出来上がっているかもしれません。
『カラスの親指』 [本]
ちょっとした知り合いが勧めていた本、
『カラスの親指』。
おもしろそうと思って読んでみることに。
ちょっと(ダイブ?)間が抜けて、おもしろく、切なく、
残酷なところもあり、ダマされるところもあり、
読了後に余韻が残る小説でした。
私はこの作品で、始めて道尾秀介氏の著書を読みましたが、
他の作品も読んでみたいという気分にもなりました。
さて、この作品の中で、みなさんにも伝えた~~~いと思ったところがあります。
少々長いですが、ご紹介しますので、ぜひ、みなさんも、
タケさんのように、テツさんの言うとおり、やってみてください。
下記の会話は、登場人物、テツさんとタケさんが、
「父親と母親はやっぱり二人揃っているのが一番なんだろうな、」
「どんな父親でも、どんな母親でも、そうなんですかねえ、」
と、それぞれ身につまされる体験を思い浮かべつつ、つぶやきます。
そのつぶやきにあることを思い出したテツさん。
タケさんに「片手を出して」と言います。
右手を出すタケさんに、テツさんが問いかける場面からです↓
・・・本文ココカラ・・・
「タケさん、それぞれの指のこと、何て呼ぶか知ってます?」
「俺は馬鹿じゃねえんだぞ。親指、人差し指、中指ー」
「じゃなくて、別の呼び方です。ほら、子供の頃、教えてもらったやつ」
「ああ」
武沢は右手の手のひらを顔の前に持って来て、指を一本ずつ動かしてみせた。
「お父さん指、お母さん指、お兄さん指、お姉さん指、赤ちゃん指ーってやつか?」
「そうそう、それ」
中略
「お父さん指と、お母さん指、くっつきます?」
テツさんがそんなことを訊くので、武沢は親指と人差し指をくっつけてみせた。
「簡単だろ、こんなの」
「じゃ、お父さん指とお兄さん指は?」
「くっつくよ、ほれ」
武沢は親指と中指の指先をちょんちょんと合わせた。
「お父さん指は、お姉さん指とも赤ちゃん指ともくっつきますよね」
「くっつくな」
武沢は実際にやってみた。簡単だった。
「じゃ今度は、お母さん指でやってみてください。同じこと」
「どれ‥‥・」
武沢は人差し指を、中指、薬指、小指に、それぞれくっつけてみた。
ん、と思わす声を洩らした。小指だけ、人差し指と触れあわせるのが難しいのだ。
どうにかできはするのだが、指を傾ける角度に無理があり、筋肉が攣(つ)りそうになってしまう。
「母親と子供、なかなか上手く寄り添わなくないですか?」
「うん、難しいな」
「じゃあ、お父さん指をお母さん指にくっつけて、やってみてください」
武沢は親指を人差し指の脇に添えてみた。
「あ、くっついた」
親指が力を貸した人差し指は、難なく小指と寄り添うことができた。
「きっと、そういうことなんだと思いますよ」
中略
「どっちも揃ってんのが、やっぱり一番なんですよ。
・・・本文ココマデ・・・文庫版のP238~240より
読みながら、私もやってみました。
本当だ~と気づいたときに、不思議な気持ちになりました。
止むに止まれぬ事情で、両親がいない場合もあります。
それがいいとか悪いという話しではないことを
この小説を読んでいる中でならわかるかと思います。
この小説、映画にもなっているのですね。
読み終えたところで、偶然、別の方が映画が良かったと
伝えていて、なんでしょう、この繋がり・・と思いつつ、
映画も観てみようかな~と思っています。
・・・
あと6
『カラスの親指』。
おもしろそうと思って読んでみることに。
ちょっと(ダイブ?)間が抜けて、おもしろく、切なく、
残酷なところもあり、ダマされるところもあり、
読了後に余韻が残る小説でした。
私はこの作品で、始めて道尾秀介氏の著書を読みましたが、
他の作品も読んでみたいという気分にもなりました。
さて、この作品の中で、みなさんにも伝えた~~~いと思ったところがあります。
少々長いですが、ご紹介しますので、ぜひ、みなさんも、
タケさんのように、テツさんの言うとおり、やってみてください。
下記の会話は、登場人物、テツさんとタケさんが、
「父親と母親はやっぱり二人揃っているのが一番なんだろうな、」
「どんな父親でも、どんな母親でも、そうなんですかねえ、」
と、それぞれ身につまされる体験を思い浮かべつつ、つぶやきます。
そのつぶやきにあることを思い出したテツさん。
タケさんに「片手を出して」と言います。
右手を出すタケさんに、テツさんが問いかける場面からです↓
・・・本文ココカラ・・・
「タケさん、それぞれの指のこと、何て呼ぶか知ってます?」
「俺は馬鹿じゃねえんだぞ。親指、人差し指、中指ー」
「じゃなくて、別の呼び方です。ほら、子供の頃、教えてもらったやつ」
「ああ」
武沢は右手の手のひらを顔の前に持って来て、指を一本ずつ動かしてみせた。
「お父さん指、お母さん指、お兄さん指、お姉さん指、赤ちゃん指ーってやつか?」
「そうそう、それ」
中略
「お父さん指と、お母さん指、くっつきます?」
テツさんがそんなことを訊くので、武沢は親指と人差し指をくっつけてみせた。
「簡単だろ、こんなの」
「じゃ、お父さん指とお兄さん指は?」
「くっつくよ、ほれ」
武沢は親指と中指の指先をちょんちょんと合わせた。
「お父さん指は、お姉さん指とも赤ちゃん指ともくっつきますよね」
「くっつくな」
武沢は実際にやってみた。簡単だった。
「じゃ今度は、お母さん指でやってみてください。同じこと」
「どれ‥‥・」
武沢は人差し指を、中指、薬指、小指に、それぞれくっつけてみた。
ん、と思わす声を洩らした。小指だけ、人差し指と触れあわせるのが難しいのだ。
どうにかできはするのだが、指を傾ける角度に無理があり、筋肉が攣(つ)りそうになってしまう。
「母親と子供、なかなか上手く寄り添わなくないですか?」
「うん、難しいな」
「じゃあ、お父さん指をお母さん指にくっつけて、やってみてください」
武沢は親指を人差し指の脇に添えてみた。
「あ、くっついた」
親指が力を貸した人差し指は、難なく小指と寄り添うことができた。
「きっと、そういうことなんだと思いますよ」
中略
「どっちも揃ってんのが、やっぱり一番なんですよ。
・・・本文ココマデ・・・文庫版のP238~240より
読みながら、私もやってみました。
本当だ~と気づいたときに、不思議な気持ちになりました。
止むに止まれぬ事情で、両親がいない場合もあります。
それがいいとか悪いという話しではないことを
この小説を読んでいる中でならわかるかと思います。
この小説、映画にもなっているのですね。
読み終えたところで、偶然、別の方が映画が良かったと
伝えていて、なんでしょう、この繋がり・・と思いつつ、
映画も観てみようかな~と思っています。
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)
- 作者: 道尾 秀介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/07/15
- メディア: 文庫
・・・
あと6
ウーッとうなろう・・・?! [本]
私が読む本はだいたい図書館で借りた本です。
断捨離を心掛けていることもあり、
蔵書はあまり増やしたくありません。
なんといっても手放すときが切なすぎる。。。
さて、どこかで誰かが勧めていたり、
目に留まった本を読むことが多いのですが、
読みたい本がすぐない場合にはリクエストを出します。
人気の本はなかなか廻ってきません。
1年以上待ったこともあります。
そこまで待つ本はそうそうないものの、
1ヶ月以上待つことはよくあります。
そんなに時間が経過すると、
どんな理由で読もうと思ったのか、
誰が勧めていたのか、すっかり忘れることも多々。
この本もその一つ↓
『心が折れそうなとき 1分間だけ読む本』
副題:元気な自分を呼び起こす99のセラピー
そもそも、今、心が折れそうではないのですよね。
読まないのならとっととお返ししようかしら、と
思いつつ、ページを開いてみました。
セラピーとあるけれども、
やさしくあたたかい言葉をかけてくれるようなものではなく、
とっても具体的、そしておもしろそうです。
第一章は、「人間関係でグサリときた時の即効セラピー」が
15項目あげられています。
その2番目に出てきたのが
「ウーッとうなろう」 という見だし。
これは、「感情にとらわれる」ときの即効セラピー法だそうです。
ちょっとご紹介してみましょう。
本文ココカラ↓
『前方の一点を見つめ、やや前傾した姿勢をとり、「ウーッ」とうなり声をあげます。
一つ大事なのは、「集中する呼吸」です。
あたかも肉食獣が獲物をに襲いかかる直前のように上下の歯を
組み合わせて、低くうなります。どうですか?
集中力が格段に違っているでしょう。』
ココマデ↑
私のように、歯を食いしばるクセのある人には
どうなのかしら?とも思いますが、
こんなことで集中力が増すの??と、興味が湧きました。
呼吸によって意識や体の状態を変える方法を、
ヨガでは「プラナヤーマ」と呼ぶそうです。
このウーッとあげるうなり声でストレスを発散するだけでなく、
集中力を高めることで感情を抑えることができるそうです。
ココカラまた本文↓
『人間は、一度に二つのことはできません。
やるべきことに集中していれば、感情に動じなくなります。
逆に感情的になると、やるべきことがおろそかになります。』
ココマデ↑
今、何をするべきか明確になっていたら、
それと違う状況で、するべきことに力が注げないことも
気づきやすい。
でも、そう思ってもなかなかできるもんじゃありません。
頭ではわかるんだけど・・・という状況ですよね。
そんなときは「型」から入ることです、とあります。
肉食獣が獲物を襲うとき、どんな姿勢をするでしょう?
それが、「一点凝視」・・前方の一点を見つめ・・、
と「前傾」。
効果は抜群だそうです。
一人でやらないといろいろと誤解を受けそうですね。
どなたかやってみたら教えてくださ~い♪
この本、心が折れそうでなくても、役に立ちそうな気がしてきました。
もう少し読み進めてみます☆
・・・
あと8
断捨離を心掛けていることもあり、
蔵書はあまり増やしたくありません。
なんといっても手放すときが切なすぎる。。。
さて、どこかで誰かが勧めていたり、
目に留まった本を読むことが多いのですが、
読みたい本がすぐない場合にはリクエストを出します。
人気の本はなかなか廻ってきません。
1年以上待ったこともあります。
そこまで待つ本はそうそうないものの、
1ヶ月以上待つことはよくあります。
そんなに時間が経過すると、
どんな理由で読もうと思ったのか、
誰が勧めていたのか、すっかり忘れることも多々。
この本もその一つ↓
『心が折れそうなとき 1分間だけ読む本』
副題:元気な自分を呼び起こす99のセラピー
そもそも、今、心が折れそうではないのですよね。
読まないのならとっととお返ししようかしら、と
思いつつ、ページを開いてみました。
セラピーとあるけれども、
やさしくあたたかい言葉をかけてくれるようなものではなく、
とっても具体的、そしておもしろそうです。
第一章は、「人間関係でグサリときた時の即効セラピー」が
15項目あげられています。
その2番目に出てきたのが
「ウーッとうなろう」 という見だし。
これは、「感情にとらわれる」ときの即効セラピー法だそうです。
ちょっとご紹介してみましょう。
本文ココカラ↓
『前方の一点を見つめ、やや前傾した姿勢をとり、「ウーッ」とうなり声をあげます。
一つ大事なのは、「集中する呼吸」です。
あたかも肉食獣が獲物をに襲いかかる直前のように上下の歯を
組み合わせて、低くうなります。どうですか?
集中力が格段に違っているでしょう。』
ココマデ↑
私のように、歯を食いしばるクセのある人には
どうなのかしら?とも思いますが、
こんなことで集中力が増すの??と、興味が湧きました。
呼吸によって意識や体の状態を変える方法を、
ヨガでは「プラナヤーマ」と呼ぶそうです。
このウーッとあげるうなり声でストレスを発散するだけでなく、
集中力を高めることで感情を抑えることができるそうです。
ココカラまた本文↓
『人間は、一度に二つのことはできません。
やるべきことに集中していれば、感情に動じなくなります。
逆に感情的になると、やるべきことがおろそかになります。』
ココマデ↑
今、何をするべきか明確になっていたら、
それと違う状況で、するべきことに力が注げないことも
気づきやすい。
でも、そう思ってもなかなかできるもんじゃありません。
頭ではわかるんだけど・・・という状況ですよね。
そんなときは「型」から入ることです、とあります。
肉食獣が獲物を襲うとき、どんな姿勢をするでしょう?
それが、「一点凝視」・・前方の一点を見つめ・・、
と「前傾」。
効果は抜群だそうです。
一人でやらないといろいろと誤解を受けそうですね。
どなたかやってみたら教えてくださ~い♪
この本、心が折れそうでなくても、役に立ちそうな気がしてきました。
もう少し読み進めてみます☆
心が折れそうなとき1分間だけ読む本―元気な自分を呼び起こす99のセラピー (成美文庫)
- 作者: 松本 幸夫
- 出版社/メーカー: 成美堂出版
- 発売日: 2010/03
- メディア: 文庫
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