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端午の節句 [旧暦]

今日、新暦の6月24日は、旧暦では5月5日。

もともとの端午の節句です。

端午の節句といえば鯉のぼり。

新暦の5月5日の頃はお天気がいい日が多く、

鯉のぼりも青空の下、風に吹かれて

泳いでいるように見えます。


しかし、なぜ、鯉のぼりと言うのか?

中国の後漢書によると、黄河の急流にある

竜門と呼ばれる滝を多くの魚が登ろうと試みたが、

鯉のみが登り切り、竜になることができた、とあるのだとか。

このことにちなみ、鯉の滝登りが立身出世の象徴となったのだそうです。


この流れを汲んだ鯉のぼり。

滝を登るわけですから、本来は横になびくのではなかったのです。

旧暦の5月5日は、今の6月頃。

梅雨の時期、雨の多い季節です。


鯉のぼりは、まるで滝を登るように、

空に向かって口を開け、

立ったような姿で

飾られていたのです。

これが本来の鯉のぼりだそうですよ。


先ほどザーッと雨が降りました。

その雨の音を聞き、今日が端午の節句と知り、

本来の鯉のぼりの話しを思い出しました。


青空の下、風に吹かれて泳いでいる姿もまた

いいですけれども。


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