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〈銀の匙〉の国語授業 [本]

最近、85歳を越える素晴らしい方たちの

存在・活躍を知る機会が多く、昨日もご紹介しました。

>>コチラ☆

実は、もうお一人いらっしゃいます。


橋本武さんという方で、タイトルにある「〈銀の匙〉の国語授業」という

本を書かれた方であり、実際にこの授業を行ってきた国語の先生です。


1912年生まれでいらして、既に100歳。

1934年(昭和9年)に旧制灘中学校に赴任され、1984年(昭和59年)に

71歳で退職されるまで、国語教師として教壇に立たれていたそうです。


橋本武氏は、中勘助著『銀の匙』という小説を“教科書”として用いました。

この小説一冊を、中学3年間をかけて学んでいくというのです。


その授業は、1950年(昭和25年)からスタートし、

退職された年まで34年間に渡り、続けられたそうです。


この方、そしてその授業のことが綴られているという本がある

と知り、すぐに読みたくなりました。


今読んでいる途中なのですが、読んでいるそばから

ワクワクしたり、いろいろアイディアが浮かんできたりしています。


今の私にとってはやってみたいことに向けての

ヒントが詰まっている本でもあります。


『銀の匙』を教科書にするにあたり、橋本氏自ら、この本を

紐解いていくのですが、その中で起こった

ステキなエピソードにも触発されるものがありました。


とても興味深い内容で、真似たいと思うところも

随所にあり、それを実現すべく、陰でコソコソ準備中です。


誰かがやってきたことを継承していくことも素晴らしいですが、

未踏のことを臆さず構築していくのも惹かれます。


勉強って、学ぶってこういうことだよな・・・と思いながら

ちびちびと読み進めています。

読み終わるころに何かが出来上がっているかもしれません。


〈銀の匙〉の国語授業 (岩波ジュニア新書)

〈銀の匙〉の国語授業 (岩波ジュニア新書)

  • 作者: 橋本 武
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2012/03/23
  • メディア: 新書



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