SSブログ

沈丁花⑤ [植物]

桜が散り始めていますね。

沈丁花ももう終わりですね。

次々咲くお花もありますが、沈丁花や桜、桃やコブシや木蓮など

一気に咲いて、足早に散っていくお花は、

短い時間に人を引き寄せ、見るものを楽しませると同時に

寂しい気持ちも味あわせてくれるものですね。


さて、沈丁花④のつづき、沈丁花⑤です。

沈丁花シリーズ(?!)も今日でおしまいにいたしましょう。


沈丁花の学名は、

『Daphne odora』です。

前の方は属名を表していますが、その属名について。

属名の『Daphne』は、女神ダフネに由来します。

この女神はどんな女神なのでしょう?


ダフネは、ギリシア神話に登場する河の神の娘で、
ギリシア語では月桂樹の意味を持ちます。
(「ダプネ」の発音が本来のようですが、
日本ではドイツ語・フランス語経由でダフネと発音されるようです)

このダフネ、アポローンに求愛を迫られますが、それを拒み、
河の神である父に自らの身を変える事を強く望みます。
その望みを聞き届けた父は、ダフネを月桂樹に変えました。
以上、ウィキペディアを参照。


月桂樹の学名ならいざ知らず、なぜ、沈丁花の花の学名に
月桂樹に関連する語がついたのでしょう?

それは葉が月桂樹によく似ているからです。
お気づきでしたか?

私はこのことを知ってからまじまじと沈丁花の葉を見てみました。
確かに似ています。
ただ、少々疑問なのは、そんな理由で学名になってしまうもの?
ということでございます。。


ちなみに、月桂樹の学名は、『Laurus nobilis』
Daphne(ダフネ)ではないのですね。

もう少し書きたい沈丁花の話しがありますが、
なんとなくキリのいいの⑤までといたします。

①~⑤までおつき合いくださった方がいらっしゃいましたらうれしいのですが。

読んでくださいましてありがとうございました[わーい(嬉しい顔)]

今朝の体温:36.15


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0